シンガポール航空・チャンギ空港について


 前回、前々回はガルーダでひどい目に会ったたので、もうガルーダはやめた。
 (前回はトラジットのジャカルタで帰りの飛行機がこなくて、しかたなくジャカルタのホテルに1泊させられた。
  テロ報復攻撃が始まった最中、不安なジャカルタで納得いく説明がガルーダからなにもないまま、空港で
  パスポートを渡さなければならなかった。)
 (前々回は成田出発の際に空調トラブルで4時間待ち、ウブドのホテルに着いたのが午前2時になってしまった)

 なわけで、人気のシンガポール航空にすることに。
 ちょうどキャンペーン期間中でエコノミー代金にプラス4万円で片道のみビジネスクラスというチケット
 を買うことができた。

 なんせ急に日程を決めたもので、8時間のシンガポールでのトラジットのためのホテルは
 取れなかった。
 シンガポール航空のホテルはキャンペーン期間中で1ドルで泊まれるらしいが、空港から車で45分くらいかかる
 らしいのでトラジットではあまり意味がない。
 空港の中にトラジットホテルがあるので、メールをだしたが、すでにいっぱいというお返事。
 乗り継ぎの悪いフライトが多いシンガポール航空は空港内にいろんなサービスがあるというので
 なんとかなるか、と楽観的。

 2002年1月26日、SQ991便 19:00 成田発。

 定刻通りに離陸。
 座席にはエコノミーにもモニターがついていて、ビデオが楽しめる。映画は日本ではまだ
 上映していないものが多い。
 ほとんど、英語。でも悔しいからニコールキッドマンの「THE OTHERS」を見る。
 途中ほとんど意味不明だが、最後まで見てオチはわかった。
 
 ウェルカムドリンクも謳い文句通り、シャンパンはちゃんとグラスにつがれていた。
 座席が狭いのはしかたないか。
 食事は International か Japanese をセレクト。
 和食を選んだが、ガルーダと違ってそばにはちゃんとつゆがついていた。
 毎食ちゃんとお水がついているので、常備薬がある私はうれしかった。

 1月27日 01:00 シンガポール、チャンギ空港着





 ターミナル2に降り立ったが、この時間さすがに閑散としている。
 トラジットホテルを目指したが、途中いすの上でごろ寝している
 人がチラホラ。
 トラジットホテルはすでに空きがなく予約できなかったのだが、
 シャワーのみ使えることができる。

 ターミナル2のトラジットホテルは1番奥のエレベーターを
 登ったところにある。
 途中トイレにはいったが、この閑散とした時間に入るのは
 少々こわい。
 ジャカルタのトイレには作業員のおねえさんが必ず入り口にいて、
 1人ではいるものならチップを請求された。
 おそるおそるトイレの入り口のドアをあけると、そこにはなんと
 作業員の若いお姉さんがモップをもったまま寝ていたのである。
 ドアの入り口には1時間毎に清掃のチェックをするカードがぶら
 さがっている。
 次の時間までおやすみなさいということなんでしょうか。
 トイレの中は普通の洋式で、さすがにすごーくきれい!!
 
 さてトランジットホテルのフロントでは2,3人の受付嬢がいて、てきぱきと対応してくれた。
 日本語はだめなようである。
 シンガポールドルで5.15ドルであった。
 USドルではらったが、2人分で6ドルはらっておつりが10セントあった。
 若干USドルの方がお得のような気がする。
 ほとんどUSドルで通用するので無理してシンガポールドルに両替しなくてよいと思う。

 シャワー室はフロントと反対側にあって、入り口をはいるとすぐに係りの人がきて
 バスタオルとハンドタオルを貸してくれ、シャワー室へ案内して使い方を説明してくれる。
 個室が2つならんでいたと思うが、その中には着替えができるスペースと電話ボックスのよう
 なシャワールームがある。
 シャワルームにはシャンプーとボディシャンプーがついている。
 個室を出て、ドライヤーで髪を乾かす。
 時間制限などないので、あわてないでいい。

 さて、すっきりしたところでのどが乾いたので、向かえにあるセブンイレブンで飲み物調達。
 レストランは開いていないが、スナックならここでOK。
 明日からの旅を考えるとやはり寝ておいた方がいいと思い、とにかく横になれるところを
 見つけたかった。
 4人がけのいすはいたるところにあるのだが、肘掛が余分だ。
 しばらく歩くと仮眠所があった。ラッキー!!
 ショップの裏側、飛行機が見える窓際に暗い一角があり、寝椅子が並べられている。
 奥の方は暗闇で既に休んでいる人ばかりのようだ。
 あまり暗いところはこわいので、少し明るい入り口付近のいすを陣取った。
 では、おやすみなさい。
 だが、しかし、やっぱり寝られない。硬いいすでお尻が痛い。
 まわりも気になる。


 そんな中でもやっとウトウトしかかったのだが、寒い!!
 冷房ききすぎである。
 もうすぐ朝の6時になろうとしていたので起きてしまった。
 朝食はトランジットラウンジでサンドイッチとコーヒー。2人分でUS$7。


 
 9時のフライトまで十分時間があったので、ターミナル1まで行ってみる
 ことにした。
 午前6時から深夜1時半までは、スカイトレインがターミナル1、2間を
 往復しています。
 私達は歩く歩道にのっていきましたが、その横をものすごいスピードで
 通り過ぎていった。




 ターミナル1に来て思いました。
 最初にこっちにくればよかった!!
 長いすは肘掛がないので楽に横になれます。
 3階には眺めのよいガラス張りのホールに寝椅子もあるではありませんか!!
 屋上にはプールもあるんです。
 ジャグジー、シャワーも利用できて、S$10.30 だそうです。
 ただし、水着は持参すること。
 トランジットホテルはターミナル1、2、両方にあります。


 乗り継ぎで次のフライトまで5時間以上ある方には、
 市内無料観光もできるんです。
 このツアーは午前10時から午後7時まで
 (予約申込みは午後6時半まで)




 その他、毎晩生バンドの演奏があったり、映画上映、
 アトラクションがあるみたいですが、
 真夜中に着いたらなぁんもやってません。
 次の日のことを考えて早く寝る場所を見つけて少しでも
 寝た方がいいと思います。
 長袖の上着は必須です。
 毛布のレンタルしてくれればいいのに。

 以上、チャンギ空港で感じたことです。


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