アメッドの塩ができるまで
バリ島で1番高いアグン山の麓に アメッドの塩田はあります。 |
かわいた塩田に海水を巻きます。 | ゴミを取り除き、きれいな土にします。 これを繰り返します。 |
塩田の端には竹で作った大きなジョーゴがあります。 | この底の方に砂を敷き詰めます。 | その上にシートをかぶせます。 |
塩田できれいにした土をジョーゴ一杯になるまで入れます。 | 海水を汲みます。 | 敷き詰めた土の上に海水を流し込みます。それぞれの桶には20リットル入ります。 それを4回入れます。 |
海水が全部土にしみこんだら、上から圧力をかけます。 | 竹のジョーゴの底からかん水がしみ出てきます。 | 石造のプールにたまったかん水(濃い潮水)をヤシの木をくりぬいた舟型に流し込みます。 |
毎日少しずつ流し込んで天日で乾燥させます。底の方にだんだん塩の結晶ができてきます。 | 5日目に塩の結晶をこそぎ取りります。 | 竹カゴに入れて、水をきります。そしてこのまま日陰で乾燥させます。 |
アメッドの塩生産の特徴
- 全くオートメーション化していない全て手作業です
- 雨が降らない乾季の7月から9月くらいまでしか作れません
- 天日で乾燥させている時に雨が入り込んでしまうと、廃棄になってしまいます
- 1軒の生産者は1週間に5kgしか採れません。
乾季の短い間に天候にも左右される結果わずかにしかとれない貴重な塩です。
◆ 粒の特徴 ◆
アメッドの塩は粒が大きいです。その中でも大きさと色の違があります。
黄色っぽくて粒が大きい 白くて粒が小さめ
左は雨が多く、気温が高い時にできた塩
1年以上乾燥させた塩を輸入しておりますので、品質がよく旨みがあります。
粒の中に小さな黒い粒や茶色い粒が混じっていることがございます。
これは自然環境の中で乾燥させるため風で運ばれた砂であったり、またヤシの木の破片であったりします。
現地で袋詰めするときに、取り除いていますが、弊社でも再度、
ピンセットで1つ1つ取り除いております。
それでもまだ取り切れないで残っているものがございましたら、
取り除いてお召し上がりください。
もしお口に入ってもバリの自然環境にあるもので
体に害があるものではございません。